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2010.04.01

連載10   コンプレッサーの買い替え時期正しいですか?

こんにちは。

 

今回も酒井 啓がコンプレッサーの耐久時間について語らせていただきます。

そんな今回はコンプレッサー買い替えについてお話したいと思います。

 

 初めにもお話しましたが、エアーコンプレッサーの耐久時間は、10年ほどが

ひとつの区切りになります。

 動かなくなるまで使い倒すというのも一つの考え方ですが、耐久時間を延ば

して長持ちしても、結局最終的には不具合の頻度が高くなって、動かない時間

の逸失損益が増えてしまいます。

 

 ですから、耐久時間を10年とするなら、その10年のほとんどを順調な期間に

してしまうと考える方が得策と言えます。

 トラブルを何度も経験しながら10年をむかえるか、何の障害もなしに10年を

迎えるかでは、業務のストレスも違いますね。

 

 さて、耐久時間がオーバーしてしまったら、買い替えの時期になります。

私は、このタイミングに思い切ってダウンサイジング+機能の簡素化を検討され

てもいいのではないかと思います。

 

 現在使用中の機械が能力100だとすると、買い替えの時、候補に挙がるのは

能力100または100以上のものではないでしょうか?

 納入業者に「前と同じもので」とか「前より性能がいい物を」と盲目的に発注して

はいませんか?

 実際、10年も経つと機械は進化します。10年前の100は現在の80と同じ能力

かもしれません。

 また、現在使っているものが、能力100のものであっても、実際に必要としている

能力は70で十分かもしれません。

 

たとえ、以前のものより性能が良くても、70の能力しか必要としていないのであれば、

納入コスト、維持コストを圧縮するという考え方もできるはずです。

 また、私たちがお客様の設備の見直しをさせていただく場合には、既存設備の一部

を流用できないか?という観点からも検討しています。

 そのような企画段階から総合判断をしてコストとして捉えていくと、いろいろな選択肢

が広がり結果的に「良い買い物」感が得られるのです。

 そhして何より、前と同じ設置場所で正しいのかという診断もしています。

余りにも環境が好ましくないと判断された場合には、移設のご提案もしているのです。

 やみくもに買い替えを事務的に処理するのではなく、正しい判断ができる調査をするこ

とが、最も必要な手順です。

 また、「機械をブランドで選ばない」ということも大切です。

 一番ありがちな既設メーカーの買い替えや増設は改善するチャンスを逃しているかも

知れません。

 各メーカーの個々の機種にはそれぞれに特徴があります。

運転音がとてもソフトな機械、性能が最大限に発揮されている機械、さらには、設置場所

を問わない機械など、機種は多種多様です。

 そして、「複雑多機能化(過剰品質)は、トラブル要因を複数抱えるだけである場合も見

逃すことができません。

 

 簡素化視点のひとつの考え方は、減算方式です。

 単に該当機種の最高品質のものを選ぶのではなく、貴社の現場・現状に合ったものを

選択し、「これ、いらない!」といった機能のあまり仕様頻度が高くないものは、思い切っ

て削除するという方式です。

 とはいっても、プリント基板内に回路が組み込まれていて、それだけ削除といかないも

のもありますが・・・。

 いずれにしても、お客様が100件あれば、その条件は100通りあります。

是非、貴社の条件に合致した機種を選定されることをご提案致します。

 

今回はここまで。

次回はもう一つの買い替えの要因についてお話したいと思います。

お楽しみに。

 

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