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2010.02.02

連載8   コンプレッサーを修理しない方法とは・・・

こんにちは。

 

今日はコンプレッサーを「修理する」という考え方を変えてみるテーマにお話して

いきたいと思います。

 

エアーコンプレッサーの耐久時間は設置場所を決めた時に決まるというのは、正しく

言えば「設置の時から環境に気を付けて、ポイントとなるメンテナスを心がけていれば、

障害の回数を減らし、機械の耐久時間いっぱいまで快適に利用することができる」と

いう意味です。

 

 障害が起きてから「修理」という対処をするのではなく、「誰にでもできる簡単な方法

で障害が起こらないような状態を保っておくという予防予知が必要なのです。

 

 上記で、ポイントとなるメンテナンスという表現をしました。

 残念ながら、エアーコンプレッサーの修理のプロであっても、予防予知に関心の薄い

方は、「故障しました⇒修理しましょう」という方式の方が圧倒的に多いのが実績です。

 

 ただトラブルが起きたら対処するのでは、根本の原因を取り除いたことにはなりません。

 それは、頭が痛いから頭痛薬を飲むというのと変わりありません。そもそもの、頭痛の

原因を取り除くという研究と解析があってはじめて健康な体を取り戻すことができるので

すから。

ポイントは、ダストおよび空気の質(TVOC)です。

ダストが多ければ、油が汚れます。

一口に「油」と言ってきましたが、油は潤滑油として機械になくてはならないもので、機械

の中を循環しています。

 頭痛という話が出ましたので、分かりやすく、人体に例えてご説明しましょう。

 人体でいえば「油」は血液のようなものです。血液が汚れると、内臓疾患のような病気に

なってしまいます。

 きれいな血液がサラサラと流れていれば、内臓疾患にはなりにくい。

これが、「油」のイメージです。

 ダストは、血液の中を流れる悪玉コレステロールと言ったところでしょうか。

 コレステロールは血液の流れる血管を詰まらせ、血液の循環を悪くしてしまいます。

 

 では、なぜダストが多ければ、油が汚れるのでしょうか?

巷の話で、テレビや舞台の美術系さんは、鼻毛が伸びるのが早いと言われます。

 つまり、一見ほこりっぽくない状況で仕事をしているように見えますが、ホコリが周囲

に隠れていて、その空気を吸って呼吸をしているからなのです。

 鼻毛を伸びたままにしておくと息苦しくなってしまいますね。

 そこで、手入れをする事になります。

 手入れをマメにすると、いつも快適な状態でいられます。

 エアーコンプレッサーもこれと一緒の状況なのです。

 なぜなら、私たちと同じ空気を吸い込んで圧縮する機械だからです。

 したがって、吸い込みエレメントが詰まるとエアーコンプレッサーも呼吸困難となり、

内部温度の上昇や圧縮効率の低下が原因で規定内圧力まで上昇しない不具合が

発生します。

 また、吸い込みフィルターの濾過精度以下の微粒子などは内部に吸い込まれて

油と接触し、油の耐久性能を低下させていきます。

 ということは、吸い込みエレメントがいつもきれいなら不具合の原因が一つ減る

ことになります。

 吸い込みフィルターを人間の鼻にたとえれば、エレメントは鼻毛です。

 人間でいう鼻毛の役割をするエレメントを常に清潔にしておく。

 これが、「誰にでもできる簡単な方法で障害を発生しにくくする」方法です。

 

今回はこのここまで・・・。

 

 

 

 

 

 

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